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zoom RSS アウシュヴィッツ博物館に行ってわかったこと

<<   作成日時 : 2012/09/02 01:16   >>

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8/23-27まで夏季休暇をもらい、東欧ポーランドへ行ってきた。

日本とポーランドの間は直行便がないので、ドイツのフランクフルトで乗り換えるコースを選択。
ルフトハンザに初めて乗ったんだけど、狭っっっっ!!!
こんな狭くて、私よりおっきいドイツ人はどうなっちゃうんだろう。


そんな感じで約13時間かけ、ポーランドのクラクフ空港に到着。


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↑のどかな風景が広がる空港の最寄駅。なぜか空港から駅までは200mほど離れている。


空港から街の中心地までは約20分ほどの鉄道の旅。
疲れたのでホテルにつくなり、すぐ就寝。


翌日、アウシュヴィッツを目指す。


鉄道でもバスでも行けるらしいが、ホテルのフロントの人に聞いたところ「鉄道での行き方はわからない」とのことで、案内されたバスで向かう。


鉄道の駅の近くにバスターミナルがあり、そこからバスが出ている。
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↑往復26PLN(560円)。このレシートがチケットがわりのようです。

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↑「OSWIECIM(オシフィエンチム)」はポーランド語、大戦中にドイツが侵攻し、そこをアウシュヴィッツ(ドイツ語)と改名したそうです。ここからバスで1時間40分ほどかかります。

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↑バスは8:25が最初の便かと思いきや、10人乗りくらいの小さいバスが7:50と8:50に出ているみたいです。7:50発はすでに立ち乗りじゃなければ乗れないと言われ、あきらめて8:25発の大型バスでオシフィエンチムへ。



アウシュヴィッツに到着。
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↑入口付近にだされているアウシュヴィッツ関連のパネル。写真はダライラマ14世。



到着してまず思ったのは、過去の悲劇を知らなければ、ここはのどかな片田舎の町であるということ。



アウシュヴィッツで見学できるのは2ヵ所の収容所です。
アウシュヴィッツ1号とビルケナウ収容所(アウシュヴィッツ2号)の2つ。1号から3km離れたところにあるビルケナウ収容所は広大な敷地に300棟以上のバラックがあり、1944年には9万人を収容していたそうです。


アウシュヴィッツの入場は無料ですが、10:00〜15:00の間はガイド付きでまわる必要があります。
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↑言語によって色が違うシール。英語ツアーはこのブルーでした。40PLN払ってこのシールを服につけ、収容所内をまわります。1号の中は狭いところも多いので、ヘッドセットを付けてどこにいてもガイドさんの声を聞けるようにします。

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↑「働けば自由になる」というスローガン。

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↑Bの文字が上下さかさま。ささやかな囚人の反抗らしい。


アウシュヴィッツ1号は収容棟を使ってさまざまな展示をしている。
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↑収容所の中はこのような感じ。

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↑誰かが相当なリスクをおかしてまでとったガス室に向かう女性の写真。本人はシャワーを浴びると聞かされており、ガス室に向かうとは思ってもいない。

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↑ガス室で使われたとされるチクロンBの缶の山。



展示の中でも衝撃的なのは、囚人たちの遺品。
トランク、メガネ、靴、義足、はては女性の髪の毛2トン。当時、毛髪を使ってカーペットを作っていたらしい。
焼かれた囚人の灰も展示されていたが、さすがにカメラを向けられなかった。写真におさめるなんて、とてもできない。

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↑正面が「死の壁」。左側の建物の窓のブラインドは、銃殺を見られないように付けられたとか。

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↑死の壁。折鶴がそなえられていた。

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↑ガス室の前で。



ここからはビルケナウ収容所。
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↑破壊されたガス室・焼却炉の跡。

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遺品の山は相当ショッキングな映像だったけど、私が想像してたような悲劇的なものを見ることはなかった。
むしろ収容棟の並ぶ様子は皮肉なくらいきれいだと思った。
私が見たものは、すべて事後の遺物。
博物館訪問者は、それを見て、当時何が起きたのかを想像するしかない。
私たちの想像力が試される場所。


博物館で購入したガイドブックにのっていた、元囚人ヴワディスワフ・バルトシェフスキの言葉がとても印象的だった。
「全世界で何百万もの人々がアウシュヴィッツ収容所の歴史を知っていますが、”そのような悲劇が繰り返されないためには人々の意志が必要である”という意識とその記憶を維持することが、現在最も大切なことなのです。人間こそがそのような悪事を働き、しかしそれを防げるのも人間しかいません。」

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